ボーリング調査とは、地質調査の中で最も地盤状況を把握できる調査です。ボーリング調査で得られる地盤情報は、地盤の構造、強度、地下水位など様々なものがあります。これらの地盤情報は、建物や道路及び橋などを設計するうえで、非常に重要な情報となります。
ボーリング調査とは、地質調査の中で最も地盤状況を把握できる調査です。ボーリング調査で得られる地盤情報は、地盤の構造、強度、地下水位など様々なものがあります。これらの地盤情報は、建物や道路及び橋などを設計するうえで、非常に重要な情報となります。
地表・地質踏査中
ボーリング調査における目的としては、以下のようなものがあります。
○地質判別 ○試料採取 ○原位置試験の実施 ○計器埋設
ボーリングコアに見られるとおり、上部は黄褐色を示し、それ以深より青灰色へと変化していることが分かると思います。一見、地層が変化しているとのかと思われがちですが、これらは全て同一の層です。
色の違いは地下水の影響によるもので、黄褐色の部分は酸化による赤色風化したものと考えられています。
当社では、採取されたアが、当時の大陸の状態や堆積過程を知る上で貴重な手がかりとなることを念頭に地層構成を乱すことなく、丁寧なコア採取を心がけて調査しております。
※写真は広島県安芸高田市甲立における甲立礫層の写真です。
甲立礫層の露頭写真
ボーリングによる採取コア
当社では、いかなる場所でもボーリング調査ができるようあらゆる搬入方法を導入します。
市街地や平坦地ではユニックにて機材を搬入します。
車両通行が困難な場所では、クローラによりボーリング地点まで機材を搬入します。
山地部においては、モノレールによりボーリング地点まで機材を搬入します。
モノレールでも困難な地点までは、ヘリコプターで機材を搬入します。
当社では、安全を第一に考えさまざまな環境保全対策を施し作業中の事故を未然に防ぎ、原形復旧に努めます。
人や車の往来が多い場所では、作業スペースをバリケードで囲い安全に配慮します。
斜面において作業を行う場合は、資材等が落下して事故がおきないように落下防止ネットを設置します。
市街地等で建物が近接している場所では、防音シートで周囲をしっかりと囲み外部に作業音が拡散しないように防御します。
当社は、常にコア採取100%をめざします。
コア採取率100%
地すべり調査、断層破砕帯等のボーリング調査に最適
コア採取率100%